セルフGOXとは?

hardware wallet

「持っていた仮想通貨をセルフGOXしてしまった。』
ということを聞いたことがありますか?

仮想通貨に関心のある方はもしかしたら、一度は聞いたことがあるかと思います。

今回はセルフGOXについてみていきたいと思います。

セルフGOXとは

GOXとは「所持している仮想通貨がなくなるもしくは取り出せなくなること」になります。

つまりセルフGOXとは、自身という意味のセルフと合わせて「自分のミスによって保有している仮想通貨を失ってしまうもしくは取り出せなくなってしまうこと」を意味します。

これは英語ではなく、仮想通貨業界のスラングとなっています。

名前の由来

2014年にビットコイン取引所Mt.Gox(マウントゴックス)社が約75万ビットコインを消失させた事件が起こりました。

当時の被害額は日本円にして約470億円といわれております。

通称「マウントゴックス事件」呼ばれていますが、ゴックスはその事件の名前からとられた造語といわれています。

セルフGOXの原因と対応策

それでは、セルフGOXをしてしまう原因とその対応策についてみていきたいと思います。

送金先アドレスの入力ミス

仮想通貨のアドレスは銀行口座番号と比べ、桁数多く、ランダムな英数字になっています。

そのため、手入力をすると打ち間違えをする可能性が高くなります。

アドレスを間違えてしまうと、送金できない事や間違えたアドレスに送られてしまいます。

一度送られてしまったら最後、もう二度と戻ってきません。

対応策&気をつける事!
・アドレスはコピー&ペーストするかあるいは、送信先のQRコードを読み込む
・初めてのアドレスに送金する時は、少ない金額で一度テストしてみる。
※ただし送金手数料がかかってしまいます。

秘密鍵、リカバリーフレーズの盗難、紛失

秘密鍵は銀行の暗証番号に例えられたりしますが、それだけ非常に重要なものです。

ブロックチェーンにある自分の仮想通貨を送金する時に秘密鍵を使用するため、もし、自分以外の他人が秘密鍵を持っていたら、保有者でなくても送金することができてしまいます。

次にリカバリーフレーズについてですが、ハードウェアウォレットをすでに購入されている方はご存知かと思いますが、初期設定をするときに紙にメモした12個or24個の単語のことになります。

リカバリーフレーズさえあれば、秘密鍵を生成することができるので、秘密鍵と同様に取り扱いには十分注意しなければならないものになります。

盗難、紛失以外に、リカバリーフレーズをメモした紙(リカバリーシート)のダメージについても考えなければなりません。

保管場所が悪いと、紙が劣化し、読めなくなることも考えられます。

対応策&気をつける事!

・高温多湿、直射日光を避け、シートの劣化に気をつける。
・複数バックアップをとっておく。
・ラミネート加工などを施し、リカバリーフレーズを保護する。

2段階認証用スマホ紛失、破損

近年、ハッキング事件が増えていることもあり、多くの仮想通貨取引所では2段階認証が取り入れられています。

2段階認証とは2FA(Two Factor Authentication)とも呼ばれ、スマホアプリ(Google Authenticatorなど)から一定時間のみ有効な認証コードが発行されるので、口座へのログイン時にidとパスワードに加え、この認証コードも入力します。

これを行うことによって、セキュリティ性能は向上しますが、

使用していたスマホを紛失、破損してしまうと、操作できなくなる事態に陥ります。

また2段階認証の設定を引き継ぐ前にスマホを機種変更してしまうと、やはり操作ができなくなってしまいます。

ただし、スマホの紛失、破損、機種変更といった不測の事態が起こった場合は仮想通貨取引所に連絡し、本人確認を行うことよって、ログインできない状態を解除してもらうことができます。

そのため、これは一時的なセルフGOXといえそうです。

まとめ

なぜセルフGOXが起こるのか?
についてみてきました。

取り上げた以外にもまだ起こる原因はあるかもしれませんが、今回、私自身記事を書きつつ、セルフGOXには気をつけようと思いました。

自分の不注意によって大切な資産を失ってしまったら、後悔してもしきれませんですからね。

それではGOXに気をつけて、仮想通貨ライフをお送りください。

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