最近、DeFi LandというSolana上に構築されたDeFi農業ゲームが気になり始めようとしたところ、ゲームに対応したウォレットを新たに作成しなければいけないことがわかりました。
Phantomというウォレットであれば、対応しているということなので、今回試しに使ってみることにしました。
この記事では、Phantomの初期設定方法とLedgerハードウェアウォレットとの接続方法について解説します。
Phantomとは
1/4 — 2021 has been an incredible year for Phantom & the @solana ecosystem! We opened up our invite-only beta in March and then launched publicly in July.
— Phantom (@phantom) January 1, 2022
In just 9 months we have grown to over 1.8M monthly active users with no sign of slowing down! pic.twitter.com/kY4tjBQuyv
Phantom(ファントム)はSolanaブロックチェーンに対応しているウェブウォレットです。
ブラウザ拡張機能として追加することで使用することができ、Chrome,Brave,Firefox,Edgeに対応(2022年1月現在)しています。
アクティブユーザー数が急速に増えており、注目のウォレットとなっています。
Phantom初期設定方法
手順① Phantomの公式サイトへ移動
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom1-1.webp)
Phantomの公式サイトを表示し、「Add to Chrome」をクリック。
手順② 拡張機能を追加
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom2-1.webp)
手順③ 新規ウォレットを作成
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom4.webp)
今回はじめて使うので、「新規ウォレットの作成」をクリック。
手順④ リカバリーフレーズをメモする
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom5.webp)
次にリカバリーフレーズが表示されるので、メモします。
リカバリーフレーズはアカウントを復元するときに必要になるものです。知られてしまうと誰でも復元できてしまうので、誰にも教えないように大切に保管しておきましょう。
手順⑤ パスワードを設定
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom6.webp)
Phantomのロックを解除するためのパスワードを決めます。
手順⑥ キーボードショートカットの表示
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom7.webp)
Phantomを開くショートカットコマンドが表示されます。
Option+shift+P(同時押し)で簡単に開くことができます。
設定完了
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom8.webp)
Phantomの初期設定が完了しました。
ツールバーにピン留めすると便利
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/phantom9-1.webp)
ブラウザの画面右上の拡張機能ボタンからPhantomをピン留めしておくと、アイコンが常時表示されるので便利です。
PhantomとLedgerハードウェアウォレットを接続する方法
Ledgerハードウェアウォレットと接続する前に、以下の3点を準備できているか確認しておきましょう。
- LedgerハードウェアウォレットにSOLアプリをインストール。
- インストールしたSOLアプリを開いておく。
- Phantomと競合する可能性があるため、LedgerLiveを閉じておく。
手順① メニュー項目を表示
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect1-2.webp)
画面左上のメニューをクリック。
手順② ウォレットの追加/接続
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect2-2.webp)
メニューに「ウォレットの追加/接続」の項目があるのでクリック。
手順③ ハードウェアウォレットの接続
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect3-2.webp)
Ledgerハードウェアウォレットに事前にインストールしていたSolanaアプリを開いていることを確認し、メニュー項目の「ハードウェアウォレットの接続」をクリック。
今回は、Ledger Nano Sを接続してみます。
手順④ ハードウェアウォレットを選択
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect4.webp)
ハードウェアウォレットへの接続が要求されますので、接続ボタンをクリック。
手順⑤ ハードウェアウォレットを接続
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect5.webp)
Ledger Nano Sが接続されました。
手順⑥ ウォレットアドレスを選択
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect7.webp)
Derivation Pathとウォレットアドレスを選択し、「Add Account」をクリック。
手順⑦ アカウント追加
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect8.webp)
Ledgerハードウェアウォレットへアクセスできるようになり、アカウントが追加されました。
確認 ウォレットアドレスが追加されているか
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2022/01/Phantom_connect9-2.webp)
Ledger1というウォレットアドレスが追加されました。
まとめ
Phantom Walletの初期設定とLedgerハードウェアウォレットとの接続について解説してきました。
Phantom Walletは多くのユーザーが使用していることや、Ledgerハードウェアウォレットと連携できるため、今回使用してみました。
使ってみた印象は、画面がとてもシンプルになっているので、初めてでもとても使いやすく感じました。
Solana対応のウォレットをどれを使うか考えている方は、Phantom Walletを使ってみてはいかがでしょうか?
コメント