先日、Ledger社から新たなハードウェアウォレットとなる「Ledger Stax(レジャースタックス)」が発表されました。
これまでのLedgerハードウェアウォレットはスティックタイプの形状でしたが、発表されたLedger Stax(レジャースタックス)はカード型になり、デザインが一新されています。
今回の記事では、Ledger Stax(レジャースタックス)の特徴、仕様、よくある質問について調べてみました。
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Ledger Stax (レジャースタックス) とは?
Ledger Stax (レジャースタックス)はフランスのLedger社のハードウェアウォレットの一つです。
ハードウェアウォレットでの暗号資産(仮想通貨)の管理は、インターネットから完全に切り離して行うため、セキュリティ性能が非常に高くなります。
Ledger Stax (レジャースタックス)は、Ledgerシリーズ初の「E Ink」画面が採用されたことで、画面が大きくなり、タッチスクリーンによる操作性が向上しているモデルとなっています。
Yesterday we announced our latest device, the Ledger Stax – a touchscreen device built on trust, and invented by none other than @tfadell.
— Ledger (@Ledger) December 7, 2022
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Ledger Stax (レジャースタックス) 仕様一覧
モデル | Ledger Stax |
サイズ | 85mm x 54mm x 6mm |
重量 | 45.2g |
画面タイプ | E Ink® |
画面サイズ | 3.7inch |
画面解像度 | 400 x 672px |
ディスプレイカラー | 16階調グレー |
タッチスクリーン | ○ |
ワイヤレス充電 | ○ |
埋め込みマグネット | ○ |
認証レベル | CC EAL5+ |
対応OS | Windows 10+、macOS 12+、Ubuntu LTS 20.04+、Android 9+、iOS 13+ |
対応デジタル資産 | 【Ledger Live使用時】 500種類以上の暗号資産&トークン EthereumとPolygon NFT 【サードパーティのウォレット使用時】 5000種類以上の暗号資産、トークン、NFT |
Ledger Stax (レジャースタックス) の特徴
01
Ledger セキュリティテクノロジー
Ledger Stax (レジャースタックス)には、暗号化技術が認定されたCCEAL5+セキュアエレメントチップが組み込まれており、他のLedger ハードウェアウォレットと同等のセキュリティレベルとなっています。
これまでにLedger社のハードウェアウォレットがハッキングされたケースは一件もないため、万全なセキュリティといえます。
02
曲面のあるE Ink タッチスクリーン
画面タイプに採用されている「E Ink」はアメリカのE Ink社が開発した超薄型ディスプレイの表示技術です。特徴として画面表示にバックライトを必要とせず、表示切り替えの時だけ電力が使用されるため電力消費が少なく済み、バッテリーが長持ちします。
これまでにリリースされたデバイスと比べ、画面サイズが大きくなり、取引の詳細をひと目で確認することができるようになりました。さらにタッチスクリーンに対応されたため、操作性が格段に向上しています。
03
カスタマイズ機能
湾曲した「E Ink」画面が採用されたことにより、デバイスの背表紙とフロントスクリーンの両方で名前とNFTを確認することができるようになりました。
お気に入りの NFT や任意の画像をロック画面に表示させることができ、それに名前を付ければ、自分だけのオリジナル仕様にすることができます。
04
デジタルアセットに対応
総合管理アプリLedger Live(レジャーライブ)を使用すると、サポートされる暗号資産&トークンは500種類以上。EthereumとPolygon NFTに対応。
サードパーティのウォレットを使用する場合、サポートされる暗号資産、トークン、NFTは5000種類以上になります。
Ledger Stax (レジャースタックス) Q&A
- 事前予約すると、いつ届きますか?
- 2023年3月末までに出荷予定となります。
- バッテリーはどのくらい持ちますか?
- 充電が満タンの状態であれば、最大3時間使用できます。また電源オフであれば数ヶ月持続します。
- Ledger Staxを紛失した場合、暗号資産はどうなりますか?
- デバイス内には暗号資産が入金されるわけではなく、暗号資産のアクセスに必要となる秘密キーが暗号化データとして保管されています。
新たに別のハードウェアウォレットを取得し、リカバリーフレーズを使用することで、再び暗号資産へアクセスすることができます。
- 登録料はかかりますか?
- 登録プランはありませんので、登録料はかかりません。
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