ハードウェアウォレットTrezor one(トレザーワン)は暗号資産(仮想通貨)を高いセキュリティ性能で管理することができますが、もしPINコードを忘れてしまったらどうなるの?と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、TREZOR one(トレザーワン)を使ってPINコードを入力ミスし続けるとどうなるのか試してみた結果についてまとめてみました。
TREZOR one(トレザーワン)でPINコードを入力ミスしてみる
TREZOR one(トレザーワン)をPCに接続すると、PINコードの入力画面が表示されます。
PINコードを1回入力ミスすると、次に入力できるようになるまで1秒待つことになります。
2回入力ミスでは、2秒。
3回入力ミスでは、4秒。
4回入力ミスでは、8秒。
というように、PINコードを入力ミスするごとに、待ち時間が長くなっていきます。
PINコード入力ミス(16回目)
PINコードの入力ミスをし続け、16回入力ミスをすると、32768秒(約9時間)待つことになります。
そして、32768秒(約9時間)経過すると、
Too many wrong PIN attempts. Storage has been wiped. Please unplug the device.
間違ったPINの試行回数が多すぎます。ストレージが消去されました。デバイスを取り外してください。
と表示され、最終的にデバイスが初期化される結果となりました。
初期化された場合、元に戻すにはリカバリーシートを使って、復元作業が必要になります。
まとめ
TREZOR one(トレザーワン)で、PINコードの入力ミスをし続けるとどうなるのかみてきました。
総当たりで何度もPINコードを入力したとしても、初期化されるようになっており、他人が無断で使用することができない仕様になっていることがわかりました。
とはいえ、初期化されるまでに合計16回入力することができるので、PINコードは簡単に推測されないものを設定しておいた方がよさそうですね。
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