イーサリアムユーザーに人気のある暗号資産(仮想通貨)ウォレットMyEtherWallet(マイイーサウォレット)ですが、Ledger Nano S(レジャーナノエス)と連携することができるのをご存知ですか?
今回は、MyEtherWalletの作成方法とハードウェアウォレットLedger Nano Sとの連携方法について解説していきたいと思います。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)は、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンに対応している暗号資産(仮想通貨)ウォレットです。
その頭文字をとってMEWと呼ばれることもあります。
PC上で操作や管理することができるので、デスクトップウォレットに分類されます。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)作成方法
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順1-1024x576.jpg)
MyEtherWalletで新規ウォレットを作成するにはMyEtherWallet公式サイトから作成することができます。
MyEtherWalletサイトへ移動したら、画面の左下のCreate A New Wallet(新規ウォレットを作成)をクリック。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)公式サイトにそっくりな偽サイト(フィッシングサイト)が存在しているようです。
アドレスが正しいことを確認し、Webサイトをブックマークしておきましょう。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順2-1024x576.jpg)
引き続き次に進むと、使用上の注意事項が表示されるので一通り目を通します。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順3-1024x576.jpg)
ウォレットの作成方法ですが、MEWconnect、キーストアファイル、暗号化フレーズの中から選びます。
今回はキーストアファイルで作成していきたいと思います。
キーストアファイルで作成する場合、パスワード作成が求められるので、最低9文字のパスワードを決めます。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順4-1024x575.jpg)
キーストアファイルを管理する際の注意事項が表示されます。
Don’t Lose it.
Be careful, it can not be recovered if you lose it.
紛失しないでください。
注意してください、あなたがそれを失うならば、それは回復することができません。
Don’t Share it.
Your funds will be stolen if you use this file on a malicious phishing site.
共有しないでください。
このファイルを悪意のあるフィッシングサイトで使用すると、資金が盗まれます。
Make a Backup.
Secure it like the millions of dollars it may one day be worth.
バックアップをとってください。
それがいつか価値があるかもしれない何百万ドルのようにそれを確保してください。
注意事項を確認したら、Download Keystore Fileボタンをクリックして、キーストアファイルをダウンロードします。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順5-1024x577.jpg)
ダウンロードが完了すると、ウォレットが作成されました。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とLedger Nano S(レジャーナノエス)を連携する方法
Ledger Nano SのEthereumアプリの設定変更する
ハードウェアウォレットLedger Nano SをMyEtherWalletと接続させるためには、Ledger Nano S側の設定を変更する必要があります。
設定変更の方法は以下のとおり。
![Ledger 設定1](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/LedgerNanoS-with-MEW手順1-1.jpg)
Ethereumのアプリを選択。
![Ledger 設定3](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/LedgerNanoS-with-MEW手順3-1-1024x575.jpg)
Settingsを選択。
![Ledger 設定4](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/LedgerNanoS-with-MEW手順4-1-1024x575.jpg)
Contract dataを選択。
![Ledger 設定5](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/LedgerNanoS-with-MEW手順5-1.jpg)
Yesを選択。
※ MyEtherWalletと接続する時にはYesを選択しますが、それ以外にLedger Nano Sを使用する場合には、こちらの設定はNoに戻しておきましょう。
これで接続準備ができました。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とLedger Nano Sを接続する
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順6-0-1024x576.jpg)
再度MyEtherWalletのサイトを表示します。
作成したウォレットへアクセスするため、画面右下のAccess My Walletボタンをクリック。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順6-1024x576.jpg)
ウォレットのアクセス方法を選択する画面が表示されます。
の中から選択することができますが、
今回はLedger Nano Sと連携させたいので、ハードウェアを選択します。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順7-1024x576.jpg)
ハードウェアウォレットのメーカー一覧が表示されますので、Ledgerを選択します。
![MEW画面](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順8-1024x576.jpg)
イーサリアムのアプリを選択する画面が表示されます。
どちらか選択しますが、今回はLedger Liveを使用したいのでEthereum -Ledger Liveを選択。
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順10-1024x576.jpg)
アドレスが複数表示されるので、その中から1つ選択し、マイウォレットへアクセスします。
![](https://hadokore.com/wp-content/uploads/2019/10/MyEtherWallet手順11-1024x576.jpg)
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)にアクセスすることができました。
まとめ
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)のアクセス方法については、いくつか用意されていますが、セキュリティ性能の高いハードウェアウォレットLedger Nano S(レジャーナノエス)とあわせて使用することによって、より安全に暗号資産(仮想通貨)を管理することができるようになります。
一方、偽サイトも報告されていますので、使用する際はアドレスの確認とブックマーク登録を忘れずにしていきましょう。
コメント